ペット防災の基本ガイド
2025年版
災害時にペットと安全に避難するために
日本は地震や台風、津波、大雪など、様々な自然災害が頻繁に発生します。予期しない自然災害に直面した際、ペットをどのように守るかは、多くのペットの飼い主にとって重要な課題となります。家族の一員である大切なペットを守るためにどのような準備をしておくべきでしょうか?
このガイドでは、ペットとの同行避難の重要性や、避難時に必要なアイテムの準備方法、災害発生時に役立つペットの管理方法について詳しく解説します。。万が一の災害に備え、今からできる準備についても紹介しますので、すぐに実践できるものから始めてみましょう。ペットと共に安全に過ごすための基本的な知識や、災害時に求められる対応方法を把握し、万全の準備を整えましょう。
災害時には、同行避難が基本
災害時にはペットと一緒に避難することが基本です。環境省も、ペットの同行避難を推奨しており、一般飼い主がペットとの災害対策を検討・準備する際の情報をわかりやすくまとめた「人とペットの災害対策ガイドライン」を発行しています。もしペットを置いて避難すると、その後ペットが災害に巻き込まれたり、行方が分からなくなる可能性があります。
しかし、避難所にはペットが苦手な人やアレルギーを持っている人もいるため、事前にペットを受け入れ可能な避難所を確認しておくことが重要です。また、避難所にペットを連れて行けない場合に備えて、近隣のペット預かり施設や親しい知人との連携も大切です。
今からできること
ペットを連れていける避難所を確認する(ペットと一緒に避難所で生活できる場所は「同室避難」と呼ばれています)
避難所のルールを事前に確認する
クレートやキャリーケースに慣れさせる
必要なアイテムを準備する
ペットの健康管理を怠らない
ペット用のマイクロチップやハーネスを装着し、迷子になった場合に備える
ペットと避難できる場所の確認
NPO法人 全国動物避難所協会による「うちトコ動物避難所マップ」は、家から徒歩圏内に動物避難所が当たり前のようにある社会を目指し、全国の事業者と協力して動物避難所を地図に示しています。その種類には、動物のみ預かる民間動物避難所、寝泊りできる避難所、車中避難そして指定避難所があります。いざという時に、事前に利用できる場所を確認しておくと良いでしょう。
Cosewa合同会社はこの「ペット防災啓発窓口」(ペット防災啓発拠点)として掲載されています。Cosewaも、ペット防災への取り組みを支援し、ペットを守るための情報提供やサービスを通じて、飼い主とペットが安全に避難できる環境作りに貢献します。
避難時に必要なグッズの準備
ペットと一緒に避難する際は、最低でも3日分、可能であれば1週間分の物資を準備しておくと安心です。加えて、ペットが慣れた環境で過ごせるように、普段使っている寝具やおもちゃを持参することもおすすめです。
クレート・キャリーケース(移動用)
フード(ストレスで食欲が落ちることもあるため、好きな食べ物も用意する)・水(1週間分)
トイレ用品・マナーグッズ(ペットシート、猫砂など)
リード・ハーネス(脱走および迷子防止)
常備薬・予防薬(持病がある場合)
ワクチン証明書・ペットの情報カード(緊急時に役立つ)
使い慣れた寝具やおもちゃ(ペットのストレス軽減に役立つ)
クレート&キャリーケースのトレーニング
避難時にペットがスムーズにクレートに入れるように、日頃からトレーニングをしておくことが大切です。また、クレートに入れる際、ペットの心身の負担を減らすために、クレートをリラックスできる空間として感じさせる工夫をしましょう。
トレーニングのステップ
普段からクレートを置き、安心できる場所にする
おやつやおもちゃを使って、自分からクレートの中に入る習慣をつける
自分からクレートに入れるようになったら、扉を閉めても落ち着いていられるようにする
短時間の移動から始め、慣れたら長時間移動の練習をする
クレートトレーニングを行う際には、クレートが「怖い場所」と思わせないように無理やり入れたりしないようにしましょう。
在宅避難の際に注意すべきこと
避難所ではなく、自宅で安全を確保できる場合は在宅避難を選ぶこともあります。特に猫や高齢のペットは、環境の変化に弱いため、自宅での避難の方がストレスを軽減できることもあります。在宅避難の場合は、窓や扉を開けて風通しを良くしたり、必要に応じてペット専用の部屋を作っておくと安心です。
在宅避難のポイント
自宅内の安全確認(家具などが倒壊する危険がないかチェック)
食料や水の確保(1週間分)
停電や断水に備えた準備(ポータブル電源や水の備蓄)
可能であれば、ペット専用の避難場所を確保する(風通しの良い部屋、安心できる空間)
ペットと一緒に避難するか、自宅で避難するかは、状況に応じて判断しましょう。
災害時のペットの健康管理
災害時はストレスや環境の変化により、ペットの体調が崩れやすくなります。特に高齢のペットや病気を抱えているペットは、日常のケアが特に大切です。また、災害後にペットが精神的に不安定になる場合もあるため、できるだけ落ち着かせるような環境を提供しましょう。
健康管理のポイント
日頃からワクチン接種や健康診断を受けておく
下痢や嘔吐などの異常がないかこまめにチェックする
精神的なサポートする(落ち着ける場所を用意する、声をかける、適度に運動させるなど)
まとめ
災害はいつ起こるかわかりません。「いざ」という時に大切なペットを守るために、日頃から準備をしておきましょう。
今からできること
避難所の確認
クレートトレーニング
必要な物資の備蓄
ペットの健康管理
タグやマイクロチップの装着
もしもの時に慌てず行動できるよう、今から準備を始めましょう!
新たなペットケアの選択肢:Cosewa
上記の他にも、新たなペットケアの選択肢であるCosewaについても紹介します。
Cosewaでは、自宅の近くでペットのお世話を任せられるペットシッターを見つけることができます。ペットを預けられるペットシッターを見つけておくことで、いざという時にも一時的に任せることができます。
Cosewaの始め方は、「Cosewaについて」の下部にある「Cosewaの始め方」セクションを参考にしてください。
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